カンタン診断で似合う色を発見!パーソナルカラーをもっと活用する方法
ここでは、パーソナルカラーが「夏タイプ」の方に似合うベースメイクの色をご紹介します。
アイテムの選び方のコツなどもチェックしてみて下さい。
夏タイプの方の肌は、黄みが少なく、赤みの強いピンク系の肌の方が多いです。このタイプは、清楚で上品な印象の方が多いのが特徴です。トロピカルな強い夏のイメージではなく、太陽の光が反射して風景が少し白っぽくかすんでみえる感じの色合いをイメージして下さい。
肌質はきめ細かく、繊細な印象を持つ方が多いグループなので、ソフトで優し気な質感・印象でまとめると魅力が引き立ちます。
サマータイプの方は、白っぽくてパウダリーなパステルカラー、シックな中間色、グレイッシュな優しい色を選ぶのがおすすめ。春タイプのように黄色を使った元気な印象ではなく、ピンクやブルーをベースにした涼し気でフェミニン、清潔感のある色味を意識して使うのがおすすめです。ベースメイクには、黄みの少ないローズベージュなどがいいでしょう。
肌質は、毛細血管が透けて見えるようなデリケートな印象の方が多いですから、ラメでキラキラさせる派手なメイクよりも、透き通るような質感を活かしたメイクのほうが魅力をアップさせてくれると思います。薄いベールをかけたような、ふわっとマットな肌質を目指すのがおすすめです。
夏タイプの方の肌はブルーベースですから、基本的にはピンクオークル系がマッチします。ただ実際に肌に合うものを探してみると、標準色であるオークルでも似合うという方もけっこういらっしゃいます。
自分の肌の色や明るさに合うものを選ぶようにしましょう。人にもよりますが、シアー系よりも少しマットなタイプのファンデーションで仕上げるほうがおすすめです。
ベースメイクでツヤを出し過ぎると、顔が浮いた印象になってしまうこともあるので注意しましょう。
ファンデーションの色は、
メーカーによって名称は異なりますが、少し赤みのあるピンクオークル系やオークル系のものから試してみると良いでしょう。
ただ、夏タイプの人の肌色は幅広いので、色名にとらわれずに色々試してみることをおすすめします。
夏タイプの方に似合う、ピンク系やラベンダー系のフェイスパウダーはおすすめです。こういったカラーパウダーは肌に透明感を与えてくれます。薄くつければ白浮きの心配もありませんから、ブルーベースの夏タイプさんにはしっくり馴染むでしょう。
また、ファンデーションの仕上げにパールの入ったフェイスパウダーを使うと、ベールをまとったような自然で美しい肌にできます。その場合は大きいラメではなく、細かくてしっとりとした小さめのラメやパールのタイプをセレクトして下さい。
夏タイプの方は、肌が薄い方も多いので目の下のクマに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?そんな時に役立つのがコンシーラーです。青クマをカバーするには、テクスチャーが少し緩めで青の補色であるオレンジ系のものを選ぶと良いでしょう。
夏タイプの方と相性の良いピンク色のコントロールカラーは、肌全体に透明感を与えてくれます。お顔の印象をエレガントにしてくれる効果もありますから、ここぞという時にはピンク系のコントロールカラーを使うのがおすすめ。
一方、青や青紫系のコントロールカラーは色白の方が使うと青白く顔色が悪く見えることがあるため、使用する時は注意が必要です。緑系も赤みを消すのですすめられることも多いと思いますが、寂しく見えてしまうこともありますので、分量などに注意して使用して下さいね。
株式会社パーソナルビューティーカラー研究所 サロン・ド・ルミエール
代表取締役
ビューティーカラーアナリスト
海保 麻里子 Mariko Kaiho
カラリスト歴20年。これまでに12,000人以上を診断。一流ブランドでのイベントや研修、 商品監修など幅広く活躍中。パーソナルカラーと骨格診断について書かれた 近著『今まで着ていた服がなんだか急に似合わなくなってきた』(サンマーク出版)も好評発売中。
サロン・ド・ルミエールHP:https://salon-de-lumiere.com/profile/
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