カンタン診断で似合う色を発見!パーソナルカラーをもっと活用する方法

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パーソナルカラー診断で好きな色が似合わないと判断されたら?

ここでは、身につけたい色がパーソナルカラーで「似合わない」と診断された場合の対処法についてご紹介します。

顔の近くにパーソナルカラーを挟む

パーソナルカラーは、自分の好きな色ではなく、自分に似合う色を見つけるものです。ですから、診断の結果によっては好んで使っていた色が実は似合わない色だった、ということもあり得ます。

「自分に似合わない色の服はもう着ないほうがいいの?」というような疑問も当然わいてきますよね。

春タイプに似合わない色

夏タイプに似合わない色

秋タイプに似合わない色

冬タイプに似合わない色

似合わない色のアイテムだから捨てて下さい…というアドバイスをするカラーリストさんはおそらくあまりいないと思います。似合わない色と診断された色であっても、ちょっと工夫することで自分に似合う装いにすることは可能です。

パーソナルカラーは、顔の周りで使った時に最大限の効果を発揮してくれます。ですから、チークやアイシャドウ、髪の色、リップの色、トップスの色などではパーソナルカラーを使うのがベターです。

つまり、似合わない色のトップスやコートを着たい場合は、より顔に近い首元のアイテム(マフラーやストールなど)にパーソナルカラーを挟むことで、顔色の見え方や全体の印象を良くすることができます。

ポイントは、「似合わないとされる色より顔に近い部分にパーソナルカラーを使う」ということです。

パーソナルカラーにある同系色を選ぶ

同じ赤でも「オレンジよりの赤」と「紫よりの赤」では似合うor似合わないは異なります。

例えば、今までオレンジ系の赤を好んで使っていた方がブルーベース・ウィンターと診断された場合、オレンジ系の赤はあまり似合わない色ということになってしまいます。

でも、全身のコーディネートのバランスを考えると、「赤のマフラーをどうしても合わせたい」という時もありますね。

そんな時は、自分のパーソナルカラーにある同系色を選ぶようにするのがおすすめ。例えば、“暖かみのある赤”から“紫っぽい赤”や“ワインレッド”に変えるだけですから、赤そのものが使えなくなるわけではありません(この場合、今持っているマフラーは買い控えたほうがbetterです。スカートなどボトムスならそのまま使ってOKですよ)。

今持っているアイテムにこだわらないのであれば、せっかくですから自分のパーソナルカラーにある色から選んだほうが使い勝手はよくなるでしょう。これから買い足すアイテムは、パーソナルカラーをぜひ意識して選んでみて下さいね。

春⇔秋、夏⇔冬というようにベースが同じ色から同系色を選ぶ

パーソナルカラーの中に気に入った色があまりない場合、同じベースカラーのグループの色に目を向けてみるのもいい方法です。イエローベースの方は春と秋、ブルーベースの方は夏と冬のグループの色を参考にしてみましょう。ベースの色味が同じグループであれば、コーディネートはまとまりやすく、全体としてバランスのとれた配色になりやすいです。

パーソナルカラーは、その人に一番似合う色のグループを見つけるものですが、2番目以降に似合うグループの色も顔回り以外になど、どんどん取り入れてみて下さいね。

4つの色グループは、1番似合う色→2番目に似合う色→普通に見える色→あまり似合わない色、の4タイプと考えてもいいと思います。こう考えてみると、コーディネートに使えない色はあまりないのだと思えますね。一番似合う色グループの色を顔回りに使い、あまり似合わないとされる色グループは少しだけ(全体の20% 以内くらいになるよう分量を調整するのがおすすめ)取り入れるようにするのがポイントです。

ただし、NG色と言われた色は顔まわりにはあまり使わないようにして下さいね。

共通点の多い分類の組み合わせ

  • 春と秋:イエローベースの色が似合う

【春タイプ】

【秋タイプ】

  • 春と夏:明るい色が似合う

【春タイプ】

【夏タイプ】

  • 春と冬:濁りのないビビッドな色が似合う

【春タイプ】

【冬タイプ】

  • 夏と秋:濁りのある落ち着いた色が似合う

【夏タイプ】

【秋タイプ】

  • 夏と冬:ブルーベースが似合う

【夏タイプ】

【冬タイプ】

  • 秋と冬:暗めの濃い色が似合う

【秋タイプ】

【冬タイプ】

NG色とは?どうしても避けるべき色は、なるべく顔から遠くに

使うと肌がくすんで見える、肌のキメが荒く見える、シミやしわなどが目立ってしまう、顔がむくんで見える、老けて見える、といったような特に似合わない色はNGカラーです。

NG色は、顔周りや広範囲で使うこと(ワンピースやコートなど)は避けたほうが良いでしょう。下半身や足元、小物に使う程度にとどめておくと顔の印象を落とす心配がありません。

自分に似合う色を見つけよう! 簡単パーソナルカラー診断はこちら

監修していただいた先生
海保 麻里子

株式会社パーソナルビューティーカラー研究所 サロン・ド・ルミエール
代表取締役
ビューティーカラーアナリスト

海保 麻里子 Mariko Kaiho

カラリスト歴20年。これまでに12,000人以上を診断。一流ブランドでのイベントや研修、 商品監修など幅広く活躍中。パーソナルカラーと骨格診断について書かれた 近著『今まで着ていた服がなんだか急に似合わなくなってきた』(サンマーク出版)も好評発売中。

サロン・ド・ルミエールHP:https://salon-de-lumiere.com/profile/
ブログ:https://salon-de-lumiere.com/blog/
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