カンタン診断で似合う色を発見!パーソナルカラーをもっと活用する方法

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ブルーベースとは

ここでは、「ブルーベース」といわれる肌タイプについて詳しく説明しています。

ブルーベースの色が似合う方はどのような肌なのか、どのような色が似合うのかを見てみましょう。

ブルーベースとは?

ブルーベースの肌の色

肌に赤みのあるピンク系の肌色の方は「ブルーベース」の色が似合う傾向にあります。

ブルーベースはどちらかというと欧米人に多いタイプですが、もちろん日本人にもブルーベースに属する人はいます。キャメルやマスタードを身に着けると、顔が黄色くなったり、大きく見えたりする人はブルーベースの可能性が高いです。オレンジ系やベージュ系のリップがしっくりこない人もこのタイプの方が多いです。

ブルーベースの肌の特徴

  • 黒目の色や髪の毛の地毛は、茶色よりも黒に近いと思う
  • 髪の毛を明るく染めると品が悪くなる気がする
  • アクセサリーは、ゴールドよりもシルバーが似合う
  • 似合う服の色は、モノトーンやグレー系のものが多い
  • オレンジやブラウン系のリップをつけると顔が黄色くくすんで見える

上記のような特徴に当てはまる場合は、ブルーベースの可能性が高いです(ただし、ウィンターには一部、黄みの強い肌色の方もいるので、トータルな色味で判断して下さい)。

パーソナルカラーがブルーベースの方は、髪の毛は黒系か青みのアッシュ、ピンク系の茶色などが似合います。洋服を選ぶ時にも、青系や紫系、グレー系を選択すると似合いやすいですよ。

ブルーベースの方に似合う色を選ぶには?2つのタイプをチェック!

ブルーベースは、パーソナルカラーでは「サマー」と「ウィンター」の2種類に分類されています。

サマー(高明度・低彩度・濁りのあるソフトなブルーベース)

サマータイプの人は赤みを帯びた明るいピンク系の肌色であり、血色の良い方が多いのが特徴です。サマーカラーは合わせると顔色が白くなる色が一番多いのも特徴です(下のカラーパレット参照)。

このタイプの肌の方は、白いベールをかけたようなダスティでソフトな色合いや、柔らかで優しい色調のものを選ぶとお肌が滑らかできれいに見えます。ラベンダーやローズピンク、ブルーグレーなどシックで上品に見えますよ。

フェミニン・清楚・上品・優しい・ソフト・穏やか・涼しげ、といった印象を持っている人が多いグループです。

基本的には、青みを帯びたソフトな色を選ぶのがポイントです。サマータイプの方は、オレンジ系の色を使うと肌の赤みが増して見えてしまいますから、リップは赤紫系のローズをセレクトしましょう。スモーキーなモーブピンクも肌に透明感がでて得意な色です。また、強いはっきりした原色は苦手です。ふんわり優しいパステルカラーを使ったほうが女性らしく優しい魅力が引き立ちます。

サマータイプの特徴

目元が優しく穏やかなイメージ・皮膚が薄く毛細血管が見えやすい・暖房のきいた部屋では顔がほてる・白目と黒目のコントラストがソフト、色白でピンク系の肌・髪や瞳はソフトなブラックか赤みのダークブラウン

サマータイプの代表的な色

  • スカイブルー
  • ブルーグレー
  • ラベンダー
  • ローズレッド
  • モーブピンク

≫サマー(夏)タイプに似合うメイク・ファッションをもっと詳しく!

ウィンター(低明度・高彩度・クリアでヴィヴィドなブルーベース)

ウィンタータイプの人は、黒目と白目のコントラストがはっきりとしており、髪の毛や眉もしっかりした黒、という方が多いです。色白の方から色黒の方までいらっしゃいますが、色白の方の場合は白人のように透けるような透明感のある肌の方が多いです。

ウィンタータイプの方は、目力の強い人が多いのが特徴です。はっきりとした鮮やかな色もかっこよく着こなせますので、真っ赤やショッキングピンクにもぜひチャレンジしみて下さい。また黒が似合う唯一のタイプでもあります。

モノトーンやメタリックカラー、シルバー系のカラーはとてもお似合いになります。

目の周りのラメやパールは大粒のものでも大丈夫でしょう。

原色や原色に近い色、ロイヤルブルーなどのビビットな色の服もウィンタータイプの魅力を引き立ててくれます。

ウィンタータイプの特徴

肌色にバリエーションがある・皮膚に厚みがあって黄みの強い小麦色・雪のよう白い肌・シャープで強い印象の目元・虹彩が暗めで瞳孔は見えにくい・ツヤのある黒髪・しっかりした眉

ウィンタータイプの代表的な色

  • ロイヤル
    ブルー
  • マゼンタ
  • ワインレッド

≫ウィンター(冬)タイプに似合うメイク・ファッションをもっと詳しく!

ブルーベースの方は、サマーもウィンターも青みがかったピンクがとても似合うのがポイントです。逆に、キャメルやオレンジ、ベージュなどは少し使いにくいかもしれません。色の組み合わせや顔立ちなどによっても異なりますが、洋服やメイクを合わせた時、顔が黄色くなったり、赤黒くなる色はNGですので気を付けましょう!

監修していただいた先生
海保 麻里子

株式会社パーソナルビューティーカラー研究所 サロン・ド・ルミエール
代表取締役
ビューティーカラーアナリスト

海保 麻里子 Mariko Kaiho

カラリスト歴20年。これまでに12,000人以上を診断。一流ブランドでのイベントや研修、 商品監修など幅広く活躍中。パーソナルカラーと骨格診断について書かれた 近著『今まで着ていた服がなんだか急に似合わなくなってきた』(サンマーク出版)も好評発売中。

サロン・ド・ルミエールHP:https://salon-de-lumiere.com/profile/
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